Absinthe-Tokyoでは無添加、着色料不使用の本物アブサンだけを扱っています。逆に言うと残念ながら現在日本に輸入されている本物アブサンは当店で取り扱っているものだけです。小さな蒸溜所にて丁寧な手仕事で昔ながらの方法で作られるものなので大量生産品と比べるとどうしてもお値段は高くなってしまいますが、きっと一度でも飲んでみればその大きな違いに納得できるはずです。焼酎に甲類、乙類があるように、ウイスキーにもト◯スからマッカランまで色々あるように、ワインにもテーブルワインからAOCワインがあるように、アブサン、とひと言で言ってもピンからキリまでさまざまです。ぜひ一度本物を飲んでみて下さい。きっとアブサンという酒自体への印象が大きく変わるはずです。私たちスタッフがそうであったように。



アブサンにまつわる話は、誤解と混乱に満ちています。真実はいったいどうなっているのか?アブサントーキョースタッフたちはアブサン発祥の村、スイスの山奥まで調べに行ってきました。何度にもわたるアブサンをめぐるスイス、フランスへの旅、そこで実際に見てきたものとは?!
                          
            
        
    

                       
                       
アブサンは現在、世界中でつくられており400種以上の銘柄があると言われています。ヨーロッパだけでなく、アメリカや南米にもメーカーが点在し、価格も手頃なのものから1本1万円を軽く超えるものまで様々です。ひとことでアブサンといっても色、味、香り、作り方など多種多彩な世界が広がっているのです。
            ぼくたちが、アブサン発祥の地といわれるスイスやフランスの小さな蒸溜所をめぐって見た光景は、地域への愛情とプライドをもって丹念に手作業でつくられる文化的な地に足の着いた飲み物を生産する姿でした。地元で収穫された材料を使って、化学添加物、合成着色料などを使用せずに昔ながらの方法を守り、代々引き継がれた道具を使用してていねいにつくられているいます。
            アブサンを飲むと脳に障害を引き起こす、目が見えなくなる、高い中毒性をもち、飲む人を破滅させる、、、など、アブサンにまつわる噂はいろいろありますが、よくよく調べると、どれも真実とは異なっています。それらを引き起こしていたのは、ひとつには、アブサンのブームに便乗して荒稼ぎをしようとした一部の悪徳業者の仕業です。工業用アルコールに薬品で緑の色をつけ、ハーブのエッセンスオイルを混ぜただけの、かなり危険なものまでが広く出回っていたようです。
            19世紀末から20世紀初頭、このようなことは世界中で起こっていたようです。イギリスではジンが同様の問題をもたらし、アメリカではアルコール自体を禁止 する禁酒法が成立するほど事態は深刻なものであったようです。ビール業者、ワイン業者、政府によるプロパガンダのもとアブサンは危険な悪魔の酒、スケープ ゴートとして飲むこと、作ることともに各国の法律により禁止されてしまったのです。
 アブサンを禁止する根拠として主原料であるニガヨモギの成分ツヨンのもつ向精神 作用があげられました。しかしツヨンはセージにも含まれており、アブサン禁止後も料理の材料として世界中で親しまれていることからも、ツヨンと脳や精神障 害の因果関係が疑問視され、あらためてツヨンの調査が行われたのです。
その結果700mlのアブサン数百本を一度に飲まない限りツヨンの持つ麻酔性や幻覚、錯乱状態はおこらないとの結果になり、WHOがツヨン濃度のガイドラインをつくり21世紀の初頭禁止だった各国で解禁の運びとなったのでした。
アブサントーキョースタッフはアブサン禁止前、約100年前の本家ペルノーフィス社アブサンのデッドストックを大枚はたいて飲んでみました!いきなりストーン& トリップ、、、はもちろんしませんでした。しかし気持ちは100年前へとトリップしたのでした。多少の色の変化とアルコールの蒸発は感じたものの、きちんとアブサンの味がします!しかもかなり奥深い複雑な香り。実際ツヨン濃度も鑑定の結果、現在生産されているアブサンと大差はありませんでした。
アブサントーキョーで提供するアブサンはどれも無添加、高品質のむしろ健康によいアブサンばかりです。透明な液体がゆっくりと美しく白濁して行く様と天然 ハーブ由来のいつもとは違った酔いをぜひ楽しんでみてください。アブサントーキョーはこの不思議なお酒、アブサンを通して現代のアート、カルチャーとお酒 をもう一度コネクトしていく提案を行って行きたいと思っております。